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09月02日-04号

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  1. 福津市議会 2022-09-02
    09月02日-04号


    取得元: 福津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年 9月定例会(第5回)1 議 事 日 程(4日目)   (令和4年第5回福津市議会9月定例会)令和4年9月2日午前9時30分開議於  議  場 日程第1 一般質問2 出席議員は次のとおりである(17名)  議 長  江 上 隆 行  副議長  米 山   信   1番  福 井 崇 郎   3番  秦     浩   4番  石 田 まなみ   5番  八 尋 浩 二   6番  田 中 純 子   7番  中 村 晶 代   8番  尾 島 武 弘   9番  下 山 昭 博   10番  髙 山 賢 二   11番  中 村 清 隆   12番  蒲 生   守   13番  横 山 良 雄   14番  戸 田 進 一   15番  榎 本   博   16番  椛 村 公 彦3 欠席議員は次のとおりである(1名)   2番  森 上 晋 平4 地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職・氏名(15名)  市     長  原 﨑 智 仁         教  育  長  大 嶋 正 紹  総 務 部 長  大 庭 武 志         理事兼まちづくり推進室長                                    香 田 知 樹  市 民 部 長  横 山 清 香         健康福祉 部長  神 山 由 美  教 育 部 長  赤 間 真 一         教 育 部理事  水 上 和 弘  都市整備 部長  長 野 健 二         地域振興 部長  増 田 恭 治  総 務 課 長  花 田   積         財政調整 課長  吉 﨑 和 哉  まちづくり推進室参事               まちづくり推進室参事           石 井 啓 雅                  木 原 秀 和  会 計 管理者  佐々木 桃太郎         5 職務のため議場に出席した者の職・氏名(2名)  事 務 局 長  堀 田 典 宏         議 事 課主幹  石 橋   俊          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            開議 午前9時30分 ○議長(江上隆行) ただいまから、令和4年第5回福津市議会定例会を再開いたします。 なお、森上議員から欠席届が提出されました。 それでは、直ちに会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第1一般質問 ○議長(江上隆行) 日程第1、引き続き一般質問を行います。 それでは、順次発言を許します。 本日最初は、議席番号7番、中村晶代議員。            (「議長」の声あり) 中村晶代議員。 ◆7番(中村晶代) おはようございます。議席番号7番、公明党会派中村晶代です。通告に従って、以下の2点の質問をさせていただきます。 大きく1番、新型コロナウイルス感染症対策について。 新型コロナウイルス感染症拡大が始まって3度目の夏となりましたが、第7波と言われる急拡大により、7月23日には、全国で1日の新規感染者数が初めて20万人を超え、8月16日には、自宅療養者が154万人を超えたと報道されました。市の感染者数通告書作成時点で、7月の累計は2,708人、8月の累計は4,000人を超え、過去最多を大幅に更新しています。今後の市の対策を伺います。 ①ワクチン接種無料接種期間は9月末で終了となりますが、現状と今後の課題は。 ②自宅療養者への支援の現状と課題、今後の対策は。 ③番、児童・生徒を含む新型コロナウイルス感染症の後遺症に対する支援や取り組みは。 大きく2番、ふくつミニバスについて。 ふくつミニバスについて、市民から多くの意見を頂いています。9月から地域説明会意見交換会が開催されますが、どのような内容になるのでしょうか。また、寄せられた市民の意見をどのように検討されるのかを伺います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(江上隆行) 1項目めの答弁をお願いいたします。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) それでは、中村晶代議員の一般質問1項目めの新型コロナウイルス感染症対策についてより、お答え申し上げます。 では、①番からです。令和4年7月22日付で厚生労働省から、オミクロン株に対応した新型コロナワクチン接種体制確保についての事務連絡があっております。 令和4年8月9日に開催された自治体説明会では、10月半ば以降に初回の接種、いわゆる1回目と2回目のコロナワクチン接種を両方とも終えた人全員を対象としてオミクロン株対応ワクチンの接種を実施することを想定していること、これに伴い特例臨時接種実施期間も現在の9月30日から延長する方向で調整していることの説明があっております。ちなみに、オミクロン株対応接種対象者である2回目のワクチン接種率は、10歳未満が4.4%、10歳から59歳の人が81.7%、60歳以上が95.7%であります。 詳細については、現在も厚生労働省予防接種ワクチン分科会で議論中でございます。オミクロン株対応ワクチンの配送が秋以降と聞いておりますので、市としてオミクロン株対応ワクチンがスムーズに接種できるよう、医療機関との調整を含め現在準備を進めているところでございます。 ②番です。市独自の自宅療養者への支援につきましては、世帯全員が陽性者であり、親族や知人などによる支援を受けることができないかた、ネット注文などができない環境にあるなど、食料品などの入手が困難な世帯に対しまして、2日分の食料品、世帯の人数に応じたパックご飯レトルト食品などの食料品、及び日用品、トイレットペーパーや除菌シート、マスクなどの日用品の支援物資を無料で自宅玄関まで配送しております。 令和4年度は、8月22日の時点で116世帯に対して、この支援を実施しております。新型コロナウイルス第7波の影響を受けまして、令和4年7月から支援物資希望件数は急増しておりますが、健康福祉部全体での支援体制を取ることによりまして、支援物資を当日のうちに配送できる体制を維持しております。 今後とも、自宅療養者への生活物資の配送につきましては、この支援を継続してまいります。 ③番です。最後に後遺症に対する支援や取り組みにつきましては、6月議会でも答弁させていただきましたが、そのときから大きな変更はしておりません。市へご相談頂いたかたへは、まず福岡県が開設しております後遺症診療相談窓口をご案内しております。 なお、現時点で、市のほうへは児童や生徒といったお子様を対象とする問合せはあっていないということでございます。 以上です。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) ありがとうございます。今説明していただきましたけれども、4回目接種の状況はかなり進んでいるということでしたけれども、10代、10歳未満への接種、6月の一般質問の答弁の中では、10代は接種対象となった期間が遅かったため、低い接種率になっているとのことでしたが、現在の状況を、もう一回お願いします。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 10代、20代のかたの接種率につきましては、今回8月の末の状況におきましては、20代が1回目、2回目が大体80%を超えております。3回目の接種につきましても、46%程度のかたが3回目の接種を終えられております。 また、10代、10歳から19歳につきましても、1回目、2回目の接種につきましては、60%のかたは初回接種ですね、1回目、2回目は終えられておりまして、3回目接種につきましては、大体25%程度というような状況でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 確認ですけれども、10歳未満は、まだ今からということでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 10歳未満につきましては、まだ接種の状況がなかなか増えている状況ではございません。10歳未満のかたにつきましては、初回接種につきまして、2回目の接種が終わられてあるかたについてが、まだ4.8%程度、5%未満というふうになっている状況でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 今、子どもさんの感染率がすごく高くて、子どもさんからまた家族にうつる実態がたくさんあると思いますけれども、これからどういうふうにしていかれるでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 感染対策につきましては、まず家庭内においても基本的な感染対策の徹底をお願いすることが第一と思っております。 それに合わせまして、ワクチン接種の促進というところもぜひ接種が受けられる状況にあるかたについては、ワクチン接種をご検討頂くように、未接種のかたについてはということで考えているところでございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員
    ◆7番(中村晶代) 子どもさんへの接種は、なかなか皆さん迷ってあるかたも多いと思いますけれども、そこを丁寧に説明して、希望されるかたには早く打っていただくように取り組みをお願いしたいと思います。 夜間接種を6月から始めていると思いますけれども、この接種状況はいかがでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 夜間接種の状況でございます。夜間接種につきましては、6月以降、若いかたの接種の促進というところの目的もありまして、一つの医療機関がご協力していただいております。毎週金曜日の夜間8時からと8時半からということで、枠といたしましては、10人、10人のマックス20人の枠を設定をしていただいている状況でございます。 7月、8月までの全体の接種者の合計が、現時点において158人、これは市のほうのコールセンターのほうで予約を取っておりますので、そのかたが全員接種を受けられているということで考えると、158人が6月、7月、8月の夜間接種を活用して接種を受けていただいたというような状況でございます。9月につきましても、引き続き金曜日の夜間接種の枠を設定していただいておりますので、既に9月も予約が入ってきている状況はございます。夜間接種の枠をつくったことによって、若いかたへの需要があった、若いかただけではないかもしれませんけれども、夜間じゃないと接種ができないというかたについての需要に対して、利用していただけたというような結果となっていると思っております。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 夜間接種の方がたくさんおられてよかったと思います。また今後も続けていただきたいと思いますし、確認ですけれども、これはインターネットでの予約と電話と両方でしたでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) この予約につきましては、市のコールセンターのほうで予約を受けておりますので、ネットの予約と電話での予約も可能でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) そもそもですけれども、ワクチンの供給量は足りているのでしょうか。子どもへ接種するファイザーも足りているかどうか伺います。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) ワクチンの供給につきましては、ワクチンの量は足りている状況でございます。ただし、大人のかたの接種につきましては、ワクチンの種類を限定をされますと、ファイザーワクチンについてはかなり厳しい状況にございますけれども、ワクチンの状況は足りております。それから、子どもワクチンにつきましては、大人のワクチンと種類が違いますので、十分に供給の体制はできているところでございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 10月以降も延期されるということでしたけれども、4回目接種以外の人も接種ができるでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 現時点においては、法に定めております臨時接種の期間が9月の末というところになっております。9月の末までにおきましては、初回接種も含めて全てのかた、1回目、2回目、3回目、4回目という接種が可能でございます。今後、国のほうで延長されることになるかと想定がされますけれども、その機会においても同じように接種ができるというふうに考えられます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 新しいワクチンの情報、先ほど市長が言われましたけれども、もう一度、確認のためお願いします。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 先ほど市長が答弁のほうで説明をさせていただきましたとおりでございます。8月8日の国の厚生審議会予防接種ワクチン分科会)において、新型コロナウイルスオミクロン株に対応したワクチンを使用した追加接種についての議論がされたというところで、そこで使用されるワクチンの種類につきましては、オミクロン株のBA.1と従来株に対応した2価ワクチンを使用することが妥当であるというようなお示しが出ているというところでございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 今からまた体制づくりが大切になってくると思いますけれども、2番に行かせていただきます。 自宅療養者への支援の現状と課題、今後の対策ですけれども、様々な問合せがあって、家族が陽性になった、どうしたらいいですかとか、どこで検査を受けたらいいですかとか、問合せが来ます。そういう場合、市に問い合わせるとしたら、どこに問い合わせたらいいでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) ワクチン接種に関することは、当然ワクチン接種の対策室になりますけれども、感染症に関する全般的なご相談というのは、市のほうではいきいき健康課のほうで対応いたしております。 また、今お尋ねになりました自宅療養者への物資の支援ですね、生活物資の支援につきましては、健康福祉部内福祉課のほうで対応しておりますので、そちらのほうにご相談を頂くというような体制になっております。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) では、市の代表に電話をすれば、そこで振り分けていただけるんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 市役所の代表電話におかけになった場合については、それぞれお尋ねの案件を的確におっしゃっていただけますと、ワクチンに関することであれば対策室、自宅療養者食料支援等に対しては福祉課、それから一般的な感染症のご相談ということであれば、ふくとぴあになりますけれども、いきいき健康課というところをご案内するように体制は整えているということでございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) いきいき健康課に電話をした場合、どんな対応になりますか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) いきいき健康課のほうにご相談をしていただいた場合について、いろんな相談があるかとは思うんです。発熱があって、どこをどうしたらいいんだろうかというようなご相談もあるかと思います。そういった場合については、まずはかかりつけのほうの身近な医療機関にご相談をしていただくということをお願いしていると思いますし、それから、それから先どういうふうな体制になっていくというようなことも、具体的にはいきいき健康課のほうで対応をさせていただいております。それから、分からなくて、いきいき健康課に例えば自宅療養しているんだけれども、物資に困っているんですと言われる場合については、またそこから福祉課のほうで対応しておりますのでということで、そちらのほうにおつなぎをするような対応は取らせていただいている状況でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) かかりつけの病院がない場合、どういうふうに伝えていただけるでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 県のほうは、まずは発熱等の症状がある場合の相談あるいは受診の方法ということで、かかりつけ等の身近な医療機関のほうで電話相談をまずしてください。いきなり病院に行くということはしないでくださいということになっておりますので、まずそのようなことをお伝えいたします。 それから、どうしても相談したい医療機関かかりつけがないとか、身近な医療機関のところに電話をしたけれども、受診ができないというような場合にはどうしたらいいでしょうかというところにつきましては、県のほうが設置をしております受診相談センター、これは現実的には保健所になりますけれども、福津市におきましては、宗像・遠賀保健福祉環境事務所のほうにご相談くださいというような、受診先をどこにしていいかということについては、保健福祉環境事務所のほうにご連絡くださいというようなご案内をさせていただいているところでございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 支援物資をお願いしたい、どうしても周りにお願いする人がいないとか、次々家族がかかっておられますので、やっと陰性になったと思ったら次の家族の手助けに行ったりとかしている状況も見えてきます。どうしてもない場合にお願いすると思うんですけれども、市からの支援物資と県からの支援物資というのは、両方お願いできるんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 基本的には、緊急な備えがないというかたに対しての物資の支援でございますので、両方の支援物資を申込みができるということではございません。県のほうもほかの物資の支援がないかたについてということになっておりますし、市のほうの物資支援につきましても、お電話頂いたときにそのようなことのお尋ねはさせていただいておりますが、市のほうから県のほうに、このかたが県の物資を申し込んでいるかどうかとかというような確認をするということはしておりません。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 市の支援物資と県の支援物資と、たまたま両方を見る機会があったんですけれども、かなりの内容や量の違いがありますけど、これはどのように判断してあるんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 市のほうの支援物資につきましては、大体1人世帯の2日分の食料というような形で準備をさせていただいております。それから、日用品につきましては、人数に限らず1世帯当たりというような物資ということで考えさせていただいております。 県のほうの物資につきましては、世帯、人数にかかわらず、1世帯当たり1箱というような限定で1週間分程度の食料品等をパッケージして配送というような形での準備ということでなっている状況でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) では、市にお願いする場合ですけど、濃厚接触者で動けない家族分もお願いしていいんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 基本的には、陽性になられたかたの人数ということでお尋ねをさせていただいているところでございますが、電話等による申込みでございますので、そのかたの陽性の証明書を取っているわけではございません。家族のかたから申出があられた人数分を配送をさせていただいております。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) よくお尋ねがあるのが、市内で検査が無料でできる場所、無症状でできる場所をよく尋ねられます。また、新型コロナの治療を受けられる医療機関など、こういうことも把握してあるでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 治療が受けられる医療機関につきましては、県のホームページのほうで紹介がされてあります。ホームページ上で市のほうも把握をさせていただいておりますけれども、罹患後の症状が気になるというかたについての診療先につきましては、県のほうのホームページでは、今福津市の医療機関では大体8医療機関が公表をされているところでございますが、症状が気になるかたにつきましては、まずはご自身のかかりつけ医療機関にご相談をしていただくという形が一番適切かと思います。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 分かりました。今、自宅療養者のかたから、軽症でも、これで軽症というほど大変だったと言われるかたが多いです。身近にも陽性になられたかたが多くなりましたので、いろんな情報を頂けるようになりましたけれども、今とても心配と思うのは、重症化はしない、重症化する人は少ないと言われながら、第7波では死者が3倍になっています。これは、軽症・中等症の人が治療を受けられずに持病が悪化して亡くなるケースが増えているためと言われています。高齢者や基礎疾患がある人は特に気をつけないといけませんが、子どもでも脳症など、基礎疾患がない場合でも重症化するケースが出ています。高校生以下にも中等症・重症が出ています。ワクチン接種の加速も本当に大事になります。陽性になった場合、発症から5日以内に重症化予防投薬治療を受ける必要がありますが、ここにつなげるにはどうしたらいいのかなと迷ってしまいますが、いかがでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 医療につきましては、繰り返しになるかもしれませんけれども、まずは気になる症状が非常にあるかたについては、身近な医療機関にすぐにご連絡をする。そして、相談をして対応を取っていただくというのが、一番適切というふうに考えております。 ただ、特に子どもさんにつきましては、急激に悪化をするような事態もありますので、小児につきましては、小児科による診察というのが一番望ましいと思っております。 日本小児科学会におきましても、原因不明な発熱が続くなど、呼吸が苦しいとか、口から物を食べることができない、苦しい、ぐったりしているなどの様子が見られたというというときについては、速やかに医療機関を受診するようにお勧めしているというようなこともございますので、気になる場合は、まずは医療機関に電話でご相談をしていただいて、適切な対応を取っていただくというのが一番よろしいかと思います。 ただ、今の感染状況におきましては、なかなか医療機関においても、検査の体制であったり、医療の体制というのも、受診の体制においても逼迫している状況があるかと思いますので、非常につながらないというような場合については、県の相談センター辺りにお電話していくとか、119番で救急車を呼ぶ前段の相談電話もございますので、そういったところについても日頃から備えておくというようなことも必要になってくるのではないかというふうには考えているところです。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 分かりました。できるだけ早く医療機関にかかれるように声かけもしていきたいと思いますし、気をつけていきたいと思います。 次、3番ですけれども、昨日までの一般質問の中でも、子どもたちにどう寄り添うのか議論があっていましたが、夏休み明け子どもの心のSOSに気づいてあげられるかが、この時期は大切になると思います。 新型コロナにかかった児童・生徒も多いと思いますが、不登校に限らず、もしかしたら後遺症に限らず、心身の不調がコロナによるものかもしれない、また、家族や本人がコロナ後の不調なのかもしれないということもあり得ると思うんですけれども、そこにどう寄り添っていくでしょうか。 ○議長(江上隆行) 赤間教育部長。 ◎教育部長赤間真一) 感染したこと、それから後遺症等がある場合、やはり心的な不安とかを抱える児童・生徒もあろうかと思いますので、そういった部分については、学校側としてもしっかりと対応をしていきたいと考えております。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) ありがとうございます。テンションが高い、明る過ぎる、心配をかけまいとしているなど、児童・生徒が今抱えている思いになかなか寄り添える余裕がないかもしれませんけれども、寄り添ってあげていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 コロナ対策の全体を通して、昨年9月議会のときは、デルタ株で第5波でした。去年の8月の感染者数は244人で過去最多と言われました。今年の6月議会では、オミクロン株で第6波、この7月からは、オミクロン株BA.5と言われるもので、第7波です。波が早くなってきているように感じます。12月議会では第8波になっているかもしれません。 今後の国の政策にもよりますが、ワクチン接種のさらなる体制の拡充や自宅療養者へのさらなる支援体制が県だけではあふれてしまいますので、市にも必要になるのではないかと思いますが、この体制強化はいかがでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 引き続き、健康福祉部全体で国の動向も含めて、情報収集に努めております。いろいろなワクチン接種につきましても、決定がされた場合には迅速に対応ができるように準備を進めてまいりますし、感染状況の変化につきましても、県とも連携をさせていただきながら努めてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 市民が迷わないように、ここに電話したらすぐどこかにつないでいただけるという体制を、今ちょっと散らばっていると思うんですね。一本化していただけないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) コロナ感染症に関する問合せ先を一本化というようなお尋ねかと思いますけれども、現時点においては、それぞれの部署において、適切なご案内ができるように努めているところでございます。 健康福祉部内におきましては、例えば福祉課にかかってきて実は感染症の相談だったという場合についても、適切におつなぎができるようにしておりますので、部内の連携をきちんとすることによって窓口の一本化というような、連絡先の一本化というところについては、一つの電話番号がということではなくて、分業にはなっておりますけれども、連携体制をきちんと継続させるというところで努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) では、本当に市民が迷わないように、寄り添っていってあげていただきたいと思います。次、お願いします。 ○議長(江上隆行) それでは、2項目めの答弁です。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) では、2項目めでございます。2項目めは、ふくつミニバスについてです。 ふくつミニバスは、地域公共交通網形成計画に基づきまして、令和3年4月に新路線での運行を開始しております。ミニバスの路線につきましては、情勢の変化等に対応するために定期的な見直しを行っておりまして、その際には、地域での説明会やご意見を聞くこととしております。 広報ふくつ9月号でお知らせしておりますけども、9月3日の市役所開催を皮切りに、八つの郷づくり会場での地域での開催を予定しておりまして、その中では、現行の利用状況や次期路線変更に向けたご要望をお聞きする予定としております。 現路線の運行開始以降におきましても、既に市民の皆様からは、電話やメール等の連絡手段を通じまして多くのご意見やご要望は頂いております。これらについても、次期路線変更の参考とさせていただく予定でございます。頂きました意見などは、対応できる案件かどうかについて、これは警察や運行事業者らとの協議も進めまして、変更対象とするかを最終的に判断していくことになります。 ミニバスの路線の見直しにあたりましては、利用者の皆様の声がやはり非常に大切と考えております。今回の地域説明・意見交換におきましても、皆様からの忌憚なきご意見を多く寄せていただければとそのように思っております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 明日からの説明会、私も見ましたけれども、郷づくりごとのこれまでの参加人数が分かるでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 今回、令和3年度に路線を見直しする際に行った地域説明になりますが、令和2年度の7月から8月までに開催しておりまして、福間南郷づくり、こちらのほうが参加人数が2名、福間郷づくりについては4名、宮司コミュティセンターでの開催では9名、神興郷づくり、こちらのほうでは10名、津屋崎行政センターのほうでは8名、神興東、こちらについては9名、勝浦郷づくり、こちらは12名、上西郷、こちらが8名、そして一応全体、それぞれの地域に参加できないというかたがおられると想定して、全体でのふくとぴあでの開催、こちらは1名、合計63名になっております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 説明会、意見交換会が、市である分は土曜日の13時になっていますけれども、郷づくりごとの説明会は、午前中の1回のみの開催となっています。仕事や通院でふだん利用している人がなかなか参加できないという声を聞きますけれども、もう一回ずつぐらい、夕方以降などに開催することはできないでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 基本的には地域のほうで開催を一回開催させていただくということを前提として、もちろんそちらに参加できないというかたもおられることを想定して、全体での開催ということで土曜日午後から1回というような形で、地域のほうに参加できない、意見を申し上げたいというようなかたについては、全体の土曜日に開催される午後からの分にご来場頂ければというふうには考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 日中が多いので、やっぱり働いてあるかたとか、ふだん高齢者が自宅にいる人が、やっぱりその家族も聞きたいと思うんですね。そういうときに夜もあったらいいなと思います。これまでに、市民の要望が検討されて反映された事例はどんなことがあるでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 過去、これまでも幾つかのご意見を頂く中で、実際に改善された事例ということでございます。令和3年度の路線見直しの段階では、やはり新たなバス停の追加、それから、こちらのほうで一定程度想定したルートというのがございましたけれども、その一部で商業地域に回っていただきたいという声が途中で出てきましたので、ルート自体の変更、あと、降車ボタンについての要望についてもこれを設置したこと、それから少しちょっと毛色は変わりますけれども、グーグルマップ、それからナビタイムというようなサイトにミニバスのバス停の表示、こういうのも行わさせていただいたというようなことがございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 全体的に利用者が減り、コロナ禍の影響があると言われましたが、また、路線が変わった影響もあるのではないかというふうに書いておられましたが、特に利用者が減った路線はどこでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 今のご質問さきの議会において私のほうからお答えさせていただいた内容でございます。特に減ったというのは、勝浦線がちょっと顕著な例が見て取れます。こちらは勝浦線のルートも含めてなんですけれども、津屋崎線と勝浦線、これをうまく乗り継ぎを含めて回すために、ルート自体を見直したということもございます。もちろんコロナというのも当然想定した中で、実際に外出を抑制する期間を想定して、それで皆さんが利用されなかった。そして、ルートの変更がもしないならばどうだったのかというところを検証して、恐らくこういうことだろうというようなところは数字的には持っているんですけれども、どちらの要因が強かったかというところまでの詳細な分析というのは残念ながらできておりませんが、やはり顕著な例としては、勝浦線の減少が大きいというふうに判断しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) ありがとうございます。利用者の多いバス停の整備、シェルターの設置というふうに主要事業の中に入っておりますけれども、これは今後どうなっていくでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 地域公共交通網形成計画の中において、やはりバス停の待合環境の改善という中において、幾つかの五反田を含めたバス停に上屋根をつけるというような対応を取っております。 現在、次に想定しているのは、利用者が、今言われたように多いところの改善というふうなところでございますと、ちょうど太郎丸交差点付近にある戸井手というバス停、こちらについては西鉄バス、そしてミニバス両方ともがそこに来るような結節のポイントとなっておりますので、ここについては何らかの改善はしていきたいというふうに考えているんですけれども。実は現状として、あの部分はバスを止めるために少し歩道が狭くなっております。ですので、実際にどういう形で、例えばベンチの設置ができるのか、あるいは上屋根をどういうふうに設置するのが可能なのかというところは、現在も交通、警察のほうになりますけれども、そういったところと協議をしながら、できればあそこについては少し位置をずらしてでも何かの設置をしていきたいというところは考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) ありがとうございます。ほかにどこかシェルターを設置したいと思っているところはあるんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 今現在、この戸井手というところは想定しておりますけれども、現状でそれぞれが交通の結束となるポイント、それから利用状況というところは、今現在ここが顕著であるというところは一つございますんで、ここは想定しておりますけれども、今後、また現在の利用状況、それから、今データというのを幸いWAON決済という形を取っておりまして、どこでの利用が多いのかというのは大分把握はできておりますので、また次に多いポイントというのを探した上で何らかの対応をしていきたいというふうには考えているところでございますが、現状、次ここをするというところまでは、まだ決めていないような状況となっております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 空白地域の住民へのタクシー利用の助成があっておりますけれども、地域ごとの登録世帯数や人数が分かるでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) この交通空白地域についてのタクシーへの利用の状況でございます。令和3年度は宮司浜で4名、それから西福間で1名、渡で3名、上西郷で1名、舎利蔵で1名、本木で1名。ただ、宮司浜については、民間さんのバス路線のルート変更がございましたので、この対象から外れておりまして、今年度、令和4年度については、まだ集計は4月、5月分というところでちょっとまだ少ないんですけれども、渡で3名、舎利蔵で1名、本木で2名というような状況になっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員
    ◆7番(中村晶代) これは70歳以上という年齢制限があったように思いますけれども、まだまだ周知方法と年齢制限が必要かなというところをお伺いしたいと思います。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 現在のところ、交通空白のタクシー助成については、年齢条件として70歳、それからバス停あるいは駅からの距離が遠いというところで考えているところでございます。今の段階でこの年齢制限について何か見直しをかけるかというところまでは、今回このお話を頂いた後に、そうすべきかどうか、それから近隣も含めてどういうふうにやっていくのかというのは、まず調査のほうから入っていきたいというふうに考えます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 70歳以上の人でも車をばんばん運転してあるかたもおられれば、高齢者ではないけれども車がないかたもおられますので、年齢制限がなくてもいいんじゃないかなというふうにちょっと思いました。 また、今バスの運賃が少し上がりました。100円から200円、高齢者ですね。やっぱり毎日利用してあるかたがおられて、介護に通っているとか、毎日通ってあるかたは、やはり家計を圧迫しているとおっしゃっておられました。回数券などは考えられないでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 料金の値上げについては、やはり現状の収支比率を考えますと、一定程度皆さんのほうにご負担頂くというのもやむを得ないと判断し、前回から通常料金を高齢者の割引などを廃止するというようなところを踏み切ったわけでございます。 また、そうは言いながらも、キャッシュレス決済を促進することでということで、そちらを利用していただくことで少しの割引というところを考えております。今のところ回数券という形ではなくて、キャッシュレスのほうに方向を進めていきまして、そちらの利用促進、そのために少し割引をさせていただくという、こちらのほうのご利用というのを考えていただければと思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 私も先週、木曜と金曜日で津屋崎線と勝浦線に乗ってみました。WAONが使えてとても便利だなと思いました。また、運転手さんの話では、高齢者でもWAONを結構使われるようになったというふうに、増えているとおっしゃっていました。やはり毎日使ってあるかたもおられるので、200円が180円になりますけれども、往復360円要りますので、もう少し軽減できる方法が、よく使われるかたにはないかなというふうに考えます。 また、津屋崎線の中で西鉄バスが今通るようになりましたので、どちらか選べるというのは選択肢があっていいと思うんですけれども、同じバス停なのに、バス停の名前が違う箇所が1か所ありました。それは、ミニバスの宮司4丁目が同じ場所で西鉄バスの消防会館前となっているんですね。私は宮司に住んでおりますので、時々観光客からバス停の場所を聞かれます。また、ネットで検索している観光客もいるんですね。このかたたちにとても同じバス停に二つの名前があるのは分かりにくいんじゃないかなと思うんですけれども、なぜこうなっているのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 西鉄のバス停の名称とミニバスの名称が同じようなところで違う名前になっているというようなご質問でございます。宮司の消防会館前、あれは以前からたしかあそこにあったところで、消防会館、今は2分団の格納庫になっておりますけれども、そこの前で過去からの名称をそのまま引き継いできておられるものと思っております。 ミニバスのバス停設置については、基本的には、何か公共施設があればその公共施設、あるいは、なにもなければその地域の名前をつけるというところになって、こういう名称をつけさせていただいているようなところで、そこに同じようなところで違うバス停の名前については、どちらを優先すべきか。ただ、西鉄バスさんのほうはなかなか名称も簡単には変えられないでしょうし、かといってミニバスのほうを変えるべきなのかどうかというのは、少しお時間頂いて考えさせていただきたいとは思っております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 様々な声を伺っているんですけれども、例えば路線が変わったことで、今まで通っていたところに通らなくなるので、行きがけは自分の近く、堅川なんですけども、から津屋崎のゆめマートに買物に行けるんですけれども、帰りがここまで来るのがなく、2時間後にはあるかもしれませんけれども、教安寺で止まってしまうと、その後、別のとこに回ってしまって、ちょっと家まで遠いという声を聞いています。 また、勝浦線では、直接福間駅まで行きたい。行きたい路線が朝と夕方とあるんですけれども、分かりにくいというか、それがなかなか分かりにくくて、知らずに週に何度か通院で片道、勝浦浜から福間駅まで3,400円、往復6,800円払ってあったというかたがおられたそうです。ミニバスだと往復400円、WAONだと360円になりますので、これが分かってとってもよかったとおっしゃっておられました。何か周知がなかなか難しいなと思います。 あるかたがおっしゃっていたのは、バス自体に観光客も乗ってあるんですね。宮地岳から乗るかたがおられました。宮地岳から乗ったかたは、運転手さんに福間駅に行きますかと、じかに聞かれたんですね。行きますよということで乗られましたけど、バスに書けないのかなと。特に多いところ、宮地岳と福間駅とかですね。書いてあるバスもあるんですね。時間帯によって違うので、べたっと貼るやつですね。よく磁石で貼るのがあると思うんですけど、時間によっては、駅に行きますと書いただけで利用者が増えるんではないかという声もありましたが、いかがでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 利用者をいかにして増やすかというようなところで、一つの手段の中ではポイントになるのかもしれません。現状としては、今ここは実際にバスの外部にどこのほうに行きますよというようなのは明示しておりますけれども、そういうようなことで駅に行くのかどうかというところが分かるだけでも、観光の皆さんとしては利用が上がるのかもしれないというようなご提案でございます。 実際にそこまでできるのかどうか。まず、原則的には、地域の皆さんの足というのを私どもは優先的に考えておりますので、駅に行くかどうかというのは、基本的には皆さんのほうにこういうミニバスの路線についての時刻表というのを各家庭のほうに配っておりますので、そちらで大体のことは皆さんご理解頂けているものと。観光としての利用のお客様に対して、もっと分かりやすいような表示について、何ができるのか。今言われたように、駅に行くというようなことを表示するだけでも利用が上がるのではないかというようなご提言でございます。ここについては可能かどうか、これについても内部でしっかりと考えさせていただきたいとは思っております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 地元の高齢者のかたがやっぱり分かりにくいとおっしゃいます。同じ場所を通らないとか、行きと帰りでですね。また、利用したいけれども、ためらってしまうとかですね、目的地に行かないのではないかとか、時間がかかるとか、またどこまで行くか分からないとか、いろんな声がありました。どうしても時刻表が分かりにくいといいますか、個人的にゆっくり教えてあげればいいんでしょうけれども、使いにくいなという印象をまず持ってしまっているというところで、もっと本当は使いやすいんですよということを言ってあげたらいいんじゃないかなと、どういうふうに周知したらいいのかなというのと。 あと、降りますのブザー、ピンポンはあるんですけれども、次はどこどこですと言わないですよね。なので、利用者さんが、次はここに行くなと、身近にバス停が割と近くありますので、よく気をつけておかないと降り損なうといいますか、運転手さんが次はどこどこですと一言言ってもらったら助かるという声もあります。 あと、ステップが高いんですね。津屋崎線でしたけれども、新しいバスです。とても快適なんですけれども、大きなバスでですね、ステップが20cmぐらいあって手すりが片方しかないんですね。シルバーカーやつえを持って上がられるかたもおられるということで、運転手さんはヘルパーの資格を持ってあるかたでしたけれども、乗降のお手伝いをするほどの時間の余裕はないですし、また、そういう目的でもないですので、ステップを少しもうちょっと低くするような装置みたいなのはないのでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 今、バス停も含めて、今回のステップの件もそうですけれども、いろんな要望というのが実際にあるものと。やる中でも、やはり利用者のかたからのいろんなお声を聴くという中で、実際に可能なもの。例えば今のステップのお話についても、果たしてそういう装置をつけることがそもそも可能なのか。やった場合の費用はどうなるのか。そういったとこも含めて、まさにそういったご意見というのを、今回開催させていただくような地域説明会、こういったところで皆さんからの声として拾っていきたいというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 地域説明会に来てくださって言ってくださったらいいんですけれども、言いたいかたがですね。なかなか声が届かないような気がしています。 20cmあるステップですけども、乗るときよりも降りるときにためらってあるということでした。また、別な声ですけれども、若木台のように自由乗降区間にしてもらいたいとか、そういうお話もあっています。ここはいかがでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) 東福間若木台線の中において、自由乗降ができる区間がある。これは過去、そこを通っていたものをミニバスのほうで引き継いだという経緯が過去にございます。なので、ここについては特別に認められたというような状況でございます。 ただ、今現在、新たにこれを認めていただきたいということで、警察のほうに過去申し入れたことはあったんですけれども、新たなものについてはそれは認められないというようなことでの回答を頂いているので、現行、過去の経緯を引き継いだこの東福間若木台線に限り、この自由乗降ができる区域があるというふうなことでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 何とか乗りやすい方法がないかなというふうに考えております。私ももうすぐ使うようになるかもしれませんので、ぜひ使いやすいようになってもらいたいなと思っております。 あと、勝浦線でちょっとぐるっと回って、またカメリアに戻ってくるんですね。カメリアステージからカメリアステージにまた戻ってくる区間があって、生家のほうに行くかたたちが、一旦ぐるっと回って自分のところになかなか行かないというところも、一回り乗ってあるんですけれども、分かって乗ってあるのかもしれませんけど、ちょっと無駄な時間があるような気がしました。 今後なんですけれども、オンデマンド交通というのが、全国でいろんなところで実証実験があっております。たくさんいろんな先進地の事例はあったんですけれども、一番身近なところでは、宗像市の日の里ののるーとがあると思うんですけれども、このオンデマンド、デマンド型交通というのは、利用者の事前予約に応じる形で運行経路や運行スケジュールをそれに合わせて運行する地域公共交通のことというふうな説明があっていました。この議論がますます必要になってくるのではないかなと思います。高齢者もWAONを使えるようになるぐらいなので、スマホも教えてあげれば使えるようになると思うんですね。今いろんな出張で教えていただいてもいますし、この実証実験を福津市でもやる予定はないでしょうか。 ○議長(江上隆行) 長野都市整備部長。 ◎都市整備部長(長野健二) このデマンド交通については、過去もずっとこういった議会の場でも取り上げられておりますし、私どももかねてから研究のほうはさせていただいております。宗像市のほうについても実証実験を行ったことも、こちらのほうも把握しておりますし、近隣でも幾つかこのような形でやってきているというところも、こちらのほうではつかんでおります。 福津市のほうでやるとなった場合は、どのような形ができるのか。では、まずどのような形で進めていくのか。どこか一つを、現在5路線あるわけなんですけれども、この中の全てを一遍にやるのか、あるいはどこかの一つの地域を限定して実証実験していくのかというのは、現在も研究を進めているところでございます。何らかの結論が早く出せればいいんですけれども、まだうちにとってどの方法がいいのかというところまでは決めかねている状況でございますので、これについては引き続き、まだ研究のほうは進めていきたいというふうに考えているとこでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) 元気で長生きの福津市のためにも、本当に交通網というのは大事な大事なものになりますので、ぜひよい方向に、デマンド交通が実現できるところからできたらいいなと思いますけれども、市長、いかがでしょうか。 ○議長(江上隆行) 原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) デマンド交通への具体的なご質問なので、今部長が答えたのと重複でございますけど、デマンド交通のことも言われ続けて3年、4年たちます。今MaaSという言葉が出てきたり、既に実証実験やっている中で新たに地域公共交通をデザインするということで、本当にクオリティライフを高めるためのそういう公共交通の在り方をしっかり自治体が提案していくというようなことが、法律は2014年に改正されておりますけども、この交通政策推進法。本当に自治体が乗らなくてもいいサービスも考えていく必要もありますけど、いつでも本当に乗っていただくような公共交通の在り方であったり、そんなところを今後、これから説明会も始まりますので、しっかり頂いた中で、本当に喜んでいただける公共交通を実現していかなきゃいけないと思っています。その中でデマンド交通のご意見もきっとあるでしょう、ご要望もですね。中で本当に研究させていただいて、実現可能性は探らせていただきたいとは思います。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 中村議員。 ◆7番(中村晶代) どうかよろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(江上隆行) 以上で、中村晶代議員の一般質問を終わります。 ここで休憩とし、再開は午前10時50分といたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            休憩 午前10時32分            再開 午前10時50分          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(江上隆行) 議会を再開し、休憩前に引き続き一般質問を行います。 本日最後は、議席番号6番、田中純子議員。田中議員。 ◆6番(田中純子) 皆さん、こんにちは。議席番号6番、なのはな会、ふくおか市民政治ネットワーク、田中純子です。通告書に従い、大きく2点質問させていただきます。 大きく1点目、小・中学校の新設について。 6月定例会で、小・中学校の新設に関する予算9,342万8,000円を含む一般会計補正予算が可決されました。 また、審査を行った予算審査特別委員会では、この小・中学校の新設予算に対し、以下の付帯決議も併せて可決されました。 新設校を含む市全体の財政見通しを策定し、議会に対して説明責任を果たすこと、新設校及び通学路の安全安心が担保されること、児童・生徒の保護者、地域住民、議会に基本設計をする前までに説明及び周知を図ること。 そこで、今後の小・中学校の新設に関し、以下の点について伺います。 1点目、新設校に関する基本計画について、児童・生徒の保護者や地域住民への説明会及びパブリックコメントなどの実施予定。 2点目、6月定例会において補正予算に計上した土地の鑑定、学校用地測量設計、用地補償調査の進捗状況。 3点目、今後の進捗状況の中間報告や説明などの周知時期及び今後、今回の調査結果やそのほかの理由などで建設困難となった場合、市民などへの周知時期とその方法。 大きく2点目です。新型コロナウイルス感染症についてです。 7月後半から感染が拡大し、自宅療養者濃厚接触者が高止まりしている状況です。そこで、以下の点について、現状と課題、今後の対策などについて伺います。 1点目、新型コロナウイルス感染症に関する市民からの相談。 2点目、市独自の自宅療養者への支援。 3点目、県や医師会などとの協議や連携などについて。 4点目、感染者数が高止まりしている現状に対する市としての今後の対応について伺います。 以上、答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(江上隆行) それでは、1項目めの答弁です。大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 小・中学校の新設について、お答えをいたします。 ①新設校の基本計画につきましては、宮司郷づくり協議会の役員の皆様には、小学校の候補地が洪水浸水想定区域に含まれることもあり、安全性等について、教育委員会が現在考えている方向性等を説明させていただきましたが、児童・生徒の保護者等を対象とした説明会は実施しておりません。 付帯決議で頂いております説明及び周知につきましては、新設校を含む市全体の財政見通しを作成し、市議会に対し説明した後に実施したいと考えております。 なお、基本計画は概算事業費を除いて教育委員会のホームページにおいて公表をしております。また、基本計画は既に策定・公表しておりますので、パブリックコメントを実施する予定はありません。 ②新設する小・中学校に関する土地鑑定、学校用地測量設計、用地補償調査の6業務について8月初旬までに契約を締結し、業務を開始しているところでございます。 ③調査予算の可決に際し、今後の財政見通しを示すことを付帯決議として頂いておりますので、説明及び周知につきましては、新設校を含む市全体の財政見通しを策定し、市議会に対し説明した後に実施をしたいと考えており、その前提となる全体事業費の算出に向けて業務を進めております。 また今回、地盤調査を実施していますが、その結果で建設困難になるということは想定しておらず、調査結果に対して、どのような対策を行うことで事業が実施できるのかを検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 財政見通しが立ってからの説明、地域住民、保護者、学校関係者のかたも、そういう説明というお話です。今のところ、宮司郷づくりの協議会のほうで7月にお話をされているということですが、そのときの参加者はどういうかたで何名参加されたのかをお尋ねします。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 宮司郷づくりの説明でございます。 参加者でございますけれども、宮司郷づくりの構成メンバーであります8自治区の自治会長のかたがたでございます。それと郷づくりの役員のかたがたで、総勢約15名ということでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 郷づくりの自治会長さん、そこにいらっしゃる自治会長さんにご説明をなさったということなんですが、そのとき、こないだのほかの議員の質問の中で主な意見は出なかった。早く建設してほしいという意見があったというご答弁頂いていますが、そこについて確認です。これ以外に何か意見とか思いを伝えられたかたはいなかったんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 主な意見といたしまして、先ほど議員がおっしゃいますとおり、早く建設のほうを進めてほしいということがございました。 あと、郷づくりに関する枠組みについて、郷づくりの枠組みが今後どうなるのかというご質問がありました。 ただ、その際には、まちづくり推進室のほうは同席しておりませんでしたので、明確な回答はしていないところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 郷づくりの体制が今後どうなるかというお話、質問というか、疑問、心配があったということですね。 それってこの説明会をしに行くときに基本計画が出ているわけで、校区再編の話とか、今までも審議会の中でされているわけですから、そういう質問に対しての答えが、ある程度、こういうふうなことでやっていきますよという、そういう質問が出るのは、なんか当然だったんじゃないかと思いますが、それについて、その準備を、その質問に答えられるまちづくりの職員を連れて行かなかったというのは、どういう理由なんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 今回、主な目的につきましては、やはり校区が今後どうなるのかということと、手光今川の洪水浸水想定区域がどうなのかということを教育委員会といたしまして、求めに応じまして説明を実施したところでございます。 そういったことなので、郷づくりにつきましては、まちづくり推進室のほうは同席はしていないということでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 私たちも全員協議会の中でこの基本計画の報告を頂きました。やはりそのときに、一番やっぱりみんなの中で動揺したのが、やっぱり浸水、県の発表したものが直前でしたので、その地域に宮司という場所に今建てようとしている小学校が本当に建設できるのかという、その検証をしないと私たちもいけないという思いのほうが先に立ったんですけれども、そういう思いで宮司の郷づくりのほうには、その心配を懸念を取り除くために、それが主な目的で行かれたというふうに聞こえるんですが、それで間違いないですか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 手光今川の洪水浸水想定区域というものも重要でございますし、校区の再編も当然ながら重要でございますので、そちらのほうにも丁寧に説明させていただきたいという思いで説明させていただいています。 その中で、やはり今後校区がどうなるのかということについての説明は、丁寧に説明させていただいているところでございますけれども、あくまでもその段階、現段階も同じですけど、まだ決定ではございません。それは、十分念頭に置きまして、ご説明をさせていただきまして、今後これが進んでいく場合は、こうなるよという形で、現段階での説明という形で説明をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) では、その説明会のときに、どういう資料とか、そういうものを提示して説明されたんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) まず、校区がこのようになりますという形で、まずは、宮司2区、宮司3区、西福間5区が、新しく宮司小学校を建設した場合には、そちらのほうの校区になりますという形で、ある程度の図面を示させていただきまして説明をさせていただいています。 それから、手光今川の洪水浸水想定区域の図面を提示いたしまして、配付させていただきまして説明のほうをさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) では、私たちにも提示されたこの基本計画、今、教育委員会のホームページにもこの新設小学校及び新設中学校基本計画というものが上げてありますけど、この資料を持っていかれたということですか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 学校基本計画そのものを持っていってはいません。その中には、やはり事業費等も掲載されておりますし、総事業費等もまだ出ていない段階でございますので、その中から抜粋させていただいて、資料をつくって説明をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) その説明の時間は、どのぐらいあったのかと、それと、その主に浸水の地域になっているけど大丈夫ですよという、そういう内容をお話されたと思うんですが、例えば、その新設校の規模のこととか、今の状態でこういうものを想定していますとかが、この基本計画の中には記されていますが、そういうものとか、最後の新設校の授業のスケジュールとか、新設校の施設の概要とか、いろんな資料がありますが、そういったものについては一切ご説明されていないということでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) まずは、先ほど言いました対象の校区がどんなことになるのか。それから、それによって、今後、児童数の推計がどうなっていくのか。それから、建設候補地の安全性に対する見解という形で現在考えられる、例えば、かさ上げ等を行って対応していくということとかについて説明をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) この基本計画の中には、その児童・生徒数の推計などの資料はございませんが、例えば、今まで通学区域を決めるにあたって通学区域審議会が何度も、1か月に4回ぐらい新設校に関してはすごい頻度で行われてきましたが、その中の資料とかで説明をされたということでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) まず、宮司2区、3区が、どのような児童、宮司の対象だったものですから、その児童が、現在どういうふうに通学されているのか。津屋崎小学校、福間小学校というものと、今後の推計といたしまして、将来的には児童数がこのくらい減少していきますよというところを説明させていただいているところでございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 口だけの説明で、何か資料的なものを見せながらのお話だったかどうかが、ちょっと今の答弁では聞き取れないんですが、その辺は何かホワイトボードとかに資料を見せながらの説明とか、図とか、そういうものを使っての説明はあったのかと、その各15名の自治会長さんに対して、何か書面で資料とかは回収されたかどうかは知りませんけど、お配りになったりはしたんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 先ほど説明いたしました学校基本計画の中から抜粋した資料を作成いたしまして、各自治会長さん、役員のかたがたに配付いたしまして、資料につきまして説明をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) すみません。私が聞き取れていなかった。一応、配付はしてあったということですね。 やはり、その配付資料を見ながらの説明、口頭での説明は本当に大切だと思うんですが、その一番大事なのは、この間のほかの議員の質問の中でもありましたけれど、一番大事なのは、なぜこの基本計画がこういうもので宮司に小学校を、そして、四角地区に中学校を建てようと思っているのか、その背景が大事だと思うんですよね。 ただ、もうこれ計画ですって言われたら、それは計画でしょうけれども、なぜそこにその小学校の規模のものが必要かとか、そういう説明というのはなされたんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 説明資料のほうには掲載しておりませんけれども、説明の中で、やはり今現在の計画、宮司に小学校、四角に中学校というものも説明させていただいて、児童・生徒数の伸び、宮司2区・3区の児童数が増加していくということとかも併せて説明のほうはさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 児童・生徒数の推計みたいなものも、その該当の校区に当たる小・中学校だけなのでしょうか。福津市全体の小・中学校のこれからのそこに新設校がもし、この規模のものができるとしたときの今後の人口、児童・生徒の推計の資料とかは配付されたり説明されたりはなさっているんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 今回の説明につきましては、他の地区といいますか、そういったものの推計等については説明はいたしておりません。 以上です。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) なぜ説明されていないかの理由をお聞かせください。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 今回の説明につきましては、宮司地区からの要望がございまして、その中で、やはり宮司地区は今後どうなるのか。小学校の建設の話があるということと、先ほどの手光今川の洪水浸水想定区域の件がございますので、その分につきまして要望を受けまして、その点に特化させていただいて説明をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 浸水地区に想定された、その危険を回避するための説明がなんか主な目的だったようになっているように私は感じています。それも本当に大切なことではあります。安全安心なところに、やっぱり子どもたちの学校を建設しないといけないので、そこを地域のかたとか市民のかたにも十分理解してもらうための説明は必要だと思いますが、やはりその全体的な市の学校としての説明もそこにはやっぱり私は必要だったんじゃないかなと思っています。 それで、ほかの地域での説明会や児童の保護者、就学前の保護者なども含みますが、そういう説明会はされないということなんですけれども、私が昨年の9月の一般質問でも教育委員会の義務、責務として、地域住民の意向の反映をしてください。複数案ができたら、まず、市民へ説明をしてください。市民への説明会やアンケートの実施、そして、これから、どういう方向で、どういう過程を経て学校建設に進んでいくのかのロードマップを出してもらえませんかというお話をさせていただいています。ちょうど1年前になります。 そのときは、ご答弁の中で1校か2校か、校種、どこにどの方針が決まればスケジュールの広報もできるかと思っています。決定に向かっている状況についても公表しますという答弁も頂いていますし、方針が決まりましたら説明をさせていただきますというような答弁を頂いているんですが、その説明と、この基本計画、市の方針というか、そういうものは決まった計画ではないんですか。私は、そのように解釈して、基本設計、実施設計が決まる前までに、この基本計画の説明を、もちろん該当地域の校区の保護者のかた、地域のかたにも説明に行ってほしいとは思うんですけど、全く行かないという、それになんか差異を、何か乖離というんですか、それを感じるんですけど、何か認識が違うんですかね、私と教育委員会の。その辺については、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) まず、学校の建設の方針でございますが、昨年の12月に市長と教育委員会の合意のもとに進めさせていただいているところでございます。 そのことを受けまして、まず、郷づくりの代表者会議の中で、その方針のほうは説明させていただきまして、議会等の説明を経てきております。 その後、学校基本計画策定に向けた予算の計上を1月の臨時議会でさせていただいて可決いただきまして進めさせていただいた。それが5月31日で策定できまして、6月議会での補正予算の計上という形になっています。 今のが経緯になるんですが、その中で市民への説明ということなんですが、議会でそういった承認も付帯決議を頂きまして、それを受けまして、現在、市の教育委員会のホームページにおきまして、学校基本計画につきましては周知を図っておるところが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 確かに、今現在、教育委員会のホームページには、過去、「大規模校対応について」の欄の8月4日、「新設小学校及び中学校基本計画を策定しました」と掲載されています。 計画をクリックすると、「市内の小・中学校の過大規模の緩和のため令和9年の開校を目指す新設校、小学校及び新設中学校基本計画を策定しました。※今後計画で示す建設予定地(候補地)について調査を進め、新設校建設の可否を決定します」と記されています。 しかし、この教育委員会のホームページにたどり着くかたがどのくらいいるんかなと私は思うんですね。 まず、市のホームページを開きます。何度か話していますけれども、そうすると、一番下のほうに幾つかのリンクがあって、その中に教育委員会のリンクがあるわけですけれども、そこを開いて、先ほどの教育委員会のページに届いたら、今のところ8月4日のその基本計画策定しましたのところに行くんですが、そこに気づくっていうか、そうであるならば、なんかこれを皆さんに知らせたいと思うのであれば、教育委員会のホームページだけじゃなくて、市のホームページのお知らせの欄にでもお知らせするべきなんじゃないかと思うんですけれども、その点についてはどういうお考えなんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 議員ご指摘のとおり、ホームページにつきましては、確かに市のホームページですぐにはたどり着けないというところがございます。 しかしながら、福津市の教育委員会のほうのホームページを持っておりますので、その中でクリックすれば、すぐその状態は見れるという状態にもなっています。 今後は、その福津市のホームページのつくり込み方の話になってくるかと思いますが、私のほうで現段階ではお答えはできませんが、やはりそちらのほうの市のホームページでも見づらいということであれば、掲載についてもちょっと内部協議いたしながら、掲載のほうをどうするかということは協議をしていきたいというふうに思っています。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) ホームページのつくり方だけじゃない気がするんですね。私からすれば、市民に非常に気づきにくい、ミニマムなやり方じゃないかと思っています。この市民からすれば、非常に気づきにくいミニマムなやり方、最低限度の情報公開になっているように思いますが、その辺について、どうお考えですか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 現段階と申しますか、やはり先ほど申しました福津市教育委員会のホームページがございます。そちらのほうですぐ確認できるようになっておりますので、そういった対応で考えておるところでございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) この掲載で、この基本計画の市民への周知説明会などは終わりというふうに聞こえております。しかし、この計画の中では、先ほど言いました新設小・中学校の生徒数の推移とかもありませんよね。 また、対象校区の小・中学校の児童・生徒数がどのように推移していくのかも、福津市全体の各小・中学校の児童・生徒がどのように推移していくのかもこの計画の中では全く分かりません。 この基本計画を市民が見て何が理解できると考えますか。何を伝えたいんですか、お答えください。
    ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 今回掲載させていただいています学校基本計画につきまして、やはり今進めています方針というものをお知らせしたいということで掲載させていただいています。 議員ご指摘のとおり、市全体の児童数の推移等につきましては、確かに掲載をしておりません。やはり今後、そういったものもやはり掲載していく必要はあるというふうに認識はしておりますので、また内部協議をいたしまして、必要な情報を掲載できるような形で協議を進めていきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) ホームページのお話とかもいつもさせていただいているんですけど、教育行政のことだけじゃないんですけれども、そのホームページでお知らせすること。これ何を目的に、どう市民に分かりやすく伝えられるかというのを考えてあるのかなと思うんですよね。 教育委員会としては、常に学校のことを把握されて、いろんな情報が入ってきていますから、たくさんのなんか気づきも、その学校の中では生徒数が、あそこは大体こうなるんだとかと分かると思うんですけど、全く知らない市民のかたからすれば、何がどうなっているのか分からないと思うんですよね。 たまたま今、例えば福津市に今引っ越してきました。来年から小学校に行きます、中学校に行きますとかという、そういうかたにも分かりやすい、ここに新設校ができるという、その対象の校区に引っ越してこられるかたにも分かるようななんか説明の資料になっているのかというのが疑問です。 この計画案をここに掲載しているだけで、市民への説明が終わりと思ってあるのだったら、もう資料が不足していますし、なぜなのかという、その計画をポンと出すだけじゃなくて、なぜこれを福津市としては進めていこうと思っているのかとか、そういう方針とか理念とか、そういうものも書いていただかないと、ただ計画ですねで終わると思うんですが、その辺については、どうお考えでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 教育委員会といたしまして、確かに議員ご指摘のとおり、市教育委員会の方針というところが掲載されていないというふうに考えております。やはり市全体の方針については、掲載していく必要があるだろうというふうに考えておりますので、何度も申してますが、協議させていただきながら、掲載に向けて進めていければというふうに考えています。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 私は、その説明にはいろんな説明の方法があると思うんですけど、私が思う説明をちょっと述べさせていただきます。 私が思う説明とは、少なくとも教育行政と市民が双方向のコミュニケーションを通じて相互理解を深めることがやり方です。 普通に考えると、先ほどミニバスの説明会のお話などがあっていますが、そういう説明会です。このやり方のメリットは、市民にとっては地域に足を運んで住民説明会を行うことで行政に対しての意見や心配を市民のかたは伝えることができます。行政にとっては、市民に対し直接説明する機会を得ることができますし、実態や問題を直接説明することによって、うわさや間違った情報をただしたりすることもでき、効果的、効率的に取り組みを進めることができます。 分かりにくい言葉とか、資料についても双方向の対面でやれば、そういう場の設定でやれば説明もできますし、説明することでより理解してもらうことができ、新設校ですから、新たな取り組みを進める上での第一歩になると考えます。 また、過大規模校緩和のための新設校基本計画に対する理解を深めるよい機会となると考えます。 市民の考えや思いを直接聞くことができ、アンケートとかもなさっていませんが、そういうもので把握し切れなかったこと。教育委員会の審議会でも把握し切れなかったたくさんの市民の思いとか、不安とか、そういうことも細かな情報や課題を収集することもできると思います。今後の取り組みを進めていく上で重要となる市民の熱意や考え方も肌で感じることができる大変よい機会になる格好の場となると考えます。 地域全体や各地区など開催する場所によっては、地区や地域での温度差、理解度の違い、意見の相違や利害関係など直接把握することができ、今後の取り組みを実施する際の優先度を判断する上で貴重な情報となります。 そして何より、地域に足を運んで、住民説明会を開催すること自体が、これからの市の新設校建設の取り組みをスタートすることを宣言することにもなると考えます。 様々なメリットのある住民説明会を開催することで、新設校の取り組みを進めるための環境づくりをスタートさせるという意味でも財政見通しが立ってからじゃなくって、今からすぐ、今そのコロナ禍で感染対策も大変ですけど、住民説明会もいろんなやり方があると思うんですが、そういうことも想定してやっていただけませんか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) まず、説明会の必要性。確かに、議員おっしゃるとおり、直接お話を聞くということで、その熱意、考えというのは本当に分かるということは、十分認識しておるところでございます。 教育委員会といたしましては、説明会をしないということではないんですけれども、第一答弁でもございましたとおり、現段階では、まだ未確定な部分もございますし、やはりこの計画自体が本当に進められていくという見込みと申しますか、そういったものがまだ出ていない現状でございます。そういったもののところをちゃんと踏まえながら説明していきたいというふうに、慎重にと申しますか、混乱を招かないということも含めて考えておるところでございます。 説明会は、今のところは考えてはおりませんけれども、住民、市民のかたの意見を聞く方法というのは、また様々あろうかと思っています。教育委員会のホームページ、また市のホームページの中の意見等と、また、郷づくりの代表者会議というような形でも説明させていただていますので、今後またタイミングを見ながらということもあるでしょうし、そういったものも含めながら考えていきたいというように考えております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 基本設計をする前までというのは、一体いつの時期なのかをお答えください。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) まず、その前段といたしまして、やはり例えば用地取得であるとか、そういった予算が必要になってまいりますので、そういったものの見込み、そういったところで目指しておるのは12月議会を目指しておるところでございますので、そこで可決いただきまして、それから用地交渉等に入っていきたいというふうに考えております。 その後、基本設計となりますと、基本的には来年度に入ってくるかというふうに考えていますので、可決いただきました後、1月から3月の間というふうに考えておるところでございます、目指しておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) そんなもう半年先、1年先の住民への説明になるんですか。 ここの校区に携わっているというか、該当するかたがたには、一日も早く知らせるべきなんじゃないでしょうか。固まっていないと思っているかもしれませんけれども、そうなるかもしれませんということでしょう、かなりの確率で。この基本計画を推し進めていくんですから、ほかに何も障害がなければ。 ということは、私が保護者だったり、やはり自分の校区がどうなるか微妙なところにあるんであれば、一日も早く情報を知りたいと思います。そういう情報は、届ける役目はあるんじゃないですか。それについては、それをまた半年先、1年後にこう決定しました、こうなりましたって、それは、決定後の事後報告じゃないんですか、丁寧な報告の説明になってないじゃないですか、違いますか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 説明の仕方は、先ほど申しました説明会ではない方法の中で、先ほど言いました現在市の学校基本計画を掲載しております。そういったものに対するご意見等を聞く方法等もございます。 それがホームページなのか、また、スクールメールなのか等々ございます。そういったものも含めながら、今後聞くという形、市民の意見、保護者の意見を聞くということは、考えていきたいというふうに考えています。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 何回言っても平行線のように感じます。 例えば、これが正しい例なのか分からないんですけど、自分の家を建てます。学校は誰のものですかということですよ、基本的に。自分の家を建てたいと思うときに、自分が予算を、お金を出しますよね、自分の家を建てるときには。でも、計画を何も知らされないで大体のこの地区というのはあったのかもしれないけど、A地区というところに建てたいと思っていて、A地区のいろんな区画があると思うんですが、いつの間にか自分が思いもしないところに場所も決められていて、2階建ては2階建てと思っていたけれども、なんか自分が想定したような設計の家が建てられてなくて、さあじゃお金だけ出してくださいって、何かそういうふうに言っているように聞こえます、私には。 この学校は、誰のものですよ。学校というのは、本当に今財政見通しも立てないといけないぐらい大きな事業費がかかるんです。市民の皆さんの税金を使うんですよ。一部の人だけの税金じゃないんです。ですから、市民に早く説明を、一部の地区の人だけじゃなくって丁寧に説明をしていただきたいと思っているんです。その考えが変わらないということでしたら、教育委員会の、教育委員会による、教育委員会のための新設小・中学校を建設されるという考え方で今後も教育行政を進めていかれているように感じますが、そういう理解でよろしいでしょうか。 ○議長(江上隆行) 水上教育部理事。 ◎教育部理事(水上和弘) 教育委員会による、教育委員会のためのということで進めておるかということでございます。 教育委員会といたしましては、やはり子どもたち、保護者、教職員、地域のかたがた含めまして、学校新設をいち早く進めていきたいというふうに考えておりますし、それに向けて今事務を進めております。 ただ、やはり慎重にというものも同時に進めていかなくちゃならないというふうに考えております。その中で、説明をしていかないということではなくて、説明はしていきたいと当然考えております。その手法、タイミング、その説明の内容等についても慎重に考えていかなければならない。そういったものを含めまして説明とニーズ調査というものを合わせて考えていく必要があるというふうに考えておりますので、そういった信念を持って進めておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 説明会をしない。その説明する時期が大事だって言っているんですよ、私は。そこがなかなか理解いただけない。何か行政のやり方が全てそうなのかなと本当に悲しくなるような思いになるんですよね。 今も問題にされています夕陽館の問題でも、行政センターの問題でも、私がずっと言ってきたエンゼルスポットの問題でも同じじゃないですか、手法が。決めてから市民に報告しているんですよ。それじゃいけない、そういうやり方を変えてほしいと言っているんです、私。 なぜかと言いますと、そういうやり方したら、結局、後手後手、市民にも理解を得られない。そういうふうに思いませんか。今までの新設校竹尾案だってそうだったんじゃないですか。私はそう思います。その丁寧な説明を事前にして、こういう理由だからこうやって、教育委員会はもう絶対これを進めていきたい、皆さんに納得していただけるようなタイミングで説明をしていかないと、逆に手戻りになると考えますが、それでも同じ方向で進めていかれるんでしょうか。教育長、よろしくお願いします、その答弁を。 ○議長(江上隆行) 大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 教育委員会といたしましては、過大規模校の現状に鑑み、一日も早い新設校の建設に向けて全力を挙げているところでございます。 議員ご指摘の民意を取り入れる市民への説明ということにつきましても、教育委員会の中でもしっかりと考えているところでございます。 基本計画については、今の時点で公表できるものとして方針が定まっておりますので、その基本計画に至った経緯でありますとか、基本計画の内容については、しっかりと説明をしていきながら、タイミングとしては、その後になるかもしれないんですけれども、基本計画の説明の中でそこをしっかりと補って、市民のかたのご理解を求めていきながら進めていければというふうに考えておるところでございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 教育長から説明をというお話いただきましたけれども、その基本計画の説明会は、早くていつから行かれますか。今の時点でのお考えを最後にお尋ねします。 ○議長(江上隆行) 大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 今の議員のご質問につきましては、理事のほうでご答弁しておりましたように、説明会ということではなくて、教育委員会として説明のよりよい方法を考えて行わさせていただきたいと思っております。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) ですから、その時期をお尋ねしています。 ○議長(江上隆行) 大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 今、現段階でこの具体的な月や日については申し上げられませんけれども、できるだけ早い時期を考慮してということで考えております。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) いつも早い時期の私の想定がつきません。大体、おおよそ変わってもいいんですけれども、大体どのくらいをめどの時期とお考えでしょうか。今の時点での思いでも結構ですので、お答えをお願いします。 ○議長(江上隆行) 大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 申し訳ありません。どれぐらいかというところまでは、申し訳ありませんけれども申し上げられないということでございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) しつこいようですが、半年先なのか1年後なのか、1年半後なのか。それも全く分からないということでしょうか。 ○議長(江上隆行) 大嶋教育長。 ◎教育長(大嶋正紹) 分からないということではございませんで、適切な時期を考えてということで思っております。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 具体的な時期が言えないということは分かりますが、一日も早く、せめてその対象の校区になっている保護者のかたを含め住民のかたには、説明に早急に行っていただきたいと思います。 じゃ次の質問をお願いいたします。 ○議長(江上隆行) それでは、2項目めの答弁です。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) それでは、田中議員の2項目めの質問でございます。 新型コロナウイルス感染症について。 ①番です。①番につきましては、市民からの相談についてでありますけれども、有症状者や濃厚接触と相談者が感じている場合の相談についてですので、その検査機関の問合わせがほとんどでございます、市民からの相談につきましては。その検査機関については、県が設置している無料検査場や発熱外来設置医療機関の紹介、また、キット配布・陽性者登録センターなどを症状の有無や年齢、ワクチンの接種回数などによって紹介しております。 ②番です。市独自の自宅療養者への支援につきましては、世帯全員が陽性者であり、親族や知人などによる支援を受けることができない、また、ネット注文などができない環境にあるなど、食料品などの入手が困難な世帯に対しまして、2日分の食料品及び日用品の支援物資自宅玄関まで配送しております。そして、令和4年度は、8月22日の時点で116世帯に対して、この支援を実施いたしました。 続きまして、③番。福岡県や医師会等との協議や連携などについてでございますが、コロナ対応に関して特別に会議の場などを定例的に設置しているということはございませんけれども、他の業務での会議や打合わせなどの場を活用いたしまして、情報共有や協議等を行い連携に努めております。 ④番です。最後に高止まりしている感染者数に対しまして、市といたしましては、感染者の数に比例して保健所へは大きな業務負担が発生しております。健康観察などの開始に時間を要することとなるために、市の保健師の応援派遣を県の機関であります、この保健所のほうへ応援派遣を継続するなどして、そういった意味で協力しているところでございます。 市が独自に購入している抗原定性検査キットについては、学校、それから、保育所、高齢者事業所、障がい者事業所などの職員が濃厚接触となった場合の活用に加えまして、夏休み期間中も業務維持の必要性が高い学童保育所、それから、重症化リスクが高い40歳以上の妊婦さんなどには、不安なときに即使用してもらえるよう、検査キットを特別に配布させていただいております。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) 本当に、この第7波はいまだに高止まり。今、死亡者もだんだん多くなっているという情報が福岡県内でもニュースになっています。 我が家でも家族が陽性者になりました。そのときに、やはり先ほどの議員の質問の中でもありましたけれども、高齢者のかた、子どもというのは、比較的かかりつけ医があります。しかし、私たち世代、子どもも成人している世代になりますと、やはりかかりつけ医がない。これ、かかりつけって思っていいのかなというようなくらいにしか、健康な人ほどそのかかりつけ医がないという状態です。 そのときに、やはり困りました。まず、感染したらどこの発熱外来にかかるのかということが、慌ただしい中で調べるのが、すごく調べにくかったんですね。県の情報を見ますとたくさんありまして、もうなんか探すのが本当に、小さいスマホとかでは探しにくい状況です。 その辺について、もっと今感染者がやはり増えていますので、そういうところを分かりやすく市民に知らせる方法とか今お考えになっていますでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 市民への情報の提供というところでございます。 今、市のほうでは、ホームページを中心とした情報提供に努めているところでございます。県のほうの情報ともリンクがきちんとできるようにということではさせていただいておりますけれども、感染者の状況も議員おっしゃるように変わってきている状況。その中において必要な情報を適切に習得できるようにというようなご指摘だと思っております。 できる限りの分かりやすい情報発信というのは、今後も努めていきたいというふうには思っておりますが、最新の情報をきちんと載せていくということをまずは徹底をしていくということ。 それから、市役所の中の問い合わせ先として、感染症に関するご不安の分については、いきいき健康課のほうで対応させていただいておりますので、そちらのほうできちんと適切なご案内ができるようにということを改めて徹底していきたいというふうに思っております。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) なかなか市内だけの病院のリストを挙げるというのが難しいかもしれません。確かに福岡市にお勤めのかたもたくさんいらっしゃるんです。でも、市内、宗像市、保健所管内、古賀市ぐらいまでがかかれる範囲のなんかリストがあるといいなと思っていますが、そういうちょっとリストをアップするという、掲載する予定とかはありますか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 大変、分かりにくいような状況になっているとは思いますけれども、県のほうのホームページのほうで医療機関のリストは公表されてあります。そして、そのリストにつきましても、医療機関のほうがホームページ上で公表を承諾をされた医療機関のみとなっておりますので、なかなか実際は検査をされてあるとか、診察をされてあるとかいう医療機関が全て載っているというわけではございませんので、市のほうとしてもここの病院、医療機関は大丈夫ですよとかというご案内はなかなかしづらいところではございますけれども、できるだけ分かりやすいようにということ、そのような状況であるということをお伝えをきちんとするということが大切かなというふうに思っております。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) ぜひちょっと電話もつながりにくかったりしますので、市のほうの相談も。そういうホームページで見れる人は、ちゃんと見て、聞かなくてもいいような工夫をしていただけたらと思います。 それと、市独自の食料支援についてなんですけれども、今2日分です。我が家でも迷いました。県のほうにお願いしたい、1週間分などと思うんですけれども、まず保健所の電話番号になっているのでつながらないんですね。パルスオキシメーターもうちはちょっと夫でしたので、ちょっと持病がありまして、それもお願いしたいけれども、登録がないとすぐには申込みができないという、7月20日の時点ではそういう状況でした。 今は、連絡先なども変更にはなっておりますけれども、そういうときに市の支援があって助かったんですが、ただ、その食品の内容が、私はすごく喉が痛かったので、ちょっとカレーのレトルトとかがちょっとひりっとするなとか思ったりしたんですが、そういうものを変えるとか、喉が痛いときは、やっぱり食事も熱がある人もそうですけれども、喉越しのいいゼリーのものとか、ゼリー飲料とか、そういうものに食品の変更、季節とか、その症状、今回のオミクロン株の症状に合わせた、市民に寄り添った、なんかそういう食品内容の変更とかは可能なんでしょうか。お考えになっていますか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) 議員ご指摘のとおり、市がこの自宅療養者への食料品、日用品の支援を始めた時期は冬でございました。今、夏の時期、それとまた感染株の変化ということで、中身も少し見直しをしていかなければいけないのかなというところは感じているところでございます。 委託先の事業者のかたと相談をして、できる範囲の改善というのは考えていきたいなというふうには思っております。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) それともう一つの提案なんですけれども、コロナになれば熱も出ますね。風邪になれば、熱も出ますし、体温計が要ります。新型コロナの特性を鑑みますと、パルスオキシメーター、感染者の肺炎の早期発見に有効なツールとなっています。これが県の配付でもうまくいっていない状況ですので、このパルスオキシメーターの配付、支援をするというお考えはないんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 神山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長神山由美) パルスオキシメーターの貸出しの件でございます。パルスオキシメーターにつきましては、血液中の酸素濃度を測定するものとして、県のほうでも重症化リスクのあるかたを優先的な対象として貸し出すようされております。今、現在におきましては、ショートメール等で自宅療養者につきましても、県のほうが重症化するリスクが少ないかたについては、そのような手だてをされてあります。 申込みの方法につきましても、そのようなショートメールでのご案内もしていただいているところでございます。ただ、対象が数にも限りがあるというところもあるかもしれません。市のほうとしてパルスオキシメーターを準備したらどうかというご提案でございますけれども、なかなか現在、現時点においてパルスオキシメーターを購入する予定はないところでございます。 ただ、そのような県の支援をご利用していただくということが一つと、日頃からもしそういうような重症化リスクが高い基礎疾患をお持ちであるというかたについては、できれば備蓄品の一つに体温計と同様にパルスオキシメーター等も日頃から準備をしていただくというようなことも一つの手だてではないかというふうに思っておりますので、そちらのほうを優先していただけるということであれば、そちらのほうが確実かというふうに思っております。 ○議長(江上隆行) 田中議員。 ◆6番(田中純子) やっぱり県の貸出しが十分に行き渡っていないわけです。若い人でも……(発言制限時間が過ぎたことを知らせるブザー音あり) ○議長(江上隆行) 質問を終了してください。 以上で、田中純子議員の一般質問を終わります。 これをもちまして本定例会の一般質問は全て終了いたしました。また、本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしましたので、本日はこれにて散会とします。お疲れさまでございました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            散会 午前11時48分...